2024年7月2日
感覚統合
こんにちは☆彡 アリスの牧野です。7月1日(月)は、感覚統合の活動をしています。今回は、力加減とバランスを取る練習をしています。力加減では、紐にお皿をつけてお皿にボールを乗せたまま長机の端から紐を引いて手繰り寄せ、途中で障害物があるのでボールが落ちないように乗り越える事が出来るかをしてします。子ども達も障害物の前になると引く力加減を考えながら慎重にボールが落ちないように紐を手繰り寄せていました。力加減のコントロールが出来るようになると「文字を消す時の消しゴムへの力加減」「お友達を押し倒さないようにする」「筆圧が強さが均一になる」「コップにジュースを注ぐ時、傾きを加減してこぼさない」などに繋がります。バランスを取る練習では、棒の両端にお皿をつけてその上にボールを乗せたまま線の上を歩くをしています。子ども達は、ボールを落とさないように両端のボールの動きを見ながらバランスを取り、サーカスの綱渡りみたい歩きました。バランスを取れるようになると「座るときの姿勢や、走る時の姿勢を正しくキープする」「体がぐらついた時でも自分の力で体を戻す」ことができ、転倒や怪我の予防にも繋がります。
7月2日(火)は、ビジョントレーニングの活動をしています。トレーニングでは、
①バラバラに置かれている0から10までの数字を順番に並べる
②上から落ちてくるティッシュをキャッチ
③風船を飛ばしてしぼんで床に落ちる前にキャッチ
をするの3つです。数字並べでは、数字を並べ終わるまでのタイムを計って、テーブルの数字カードをよく見渡しながら並べ変えて、もっとも速い子は10秒内で並べる事も出来ていました。ティッシュキャッチでは、ティッシュは軽い為、ゆっくりフワフワと落ちてくるので目で動きを見ながら見事にキャッチしています。風船キャッチでは、膨らんでいる時は、ゆっくりと飛んでいますが、次第に空気が抜けていくと急に動きが速くなり、動きも不規則なってしまうので、子ども達も最初は目で動きを追えていますが、最後は風船の動きに反応できすキャッチする事が難しかったようですが、3つの中で一番に盛りがって取り組めていました。これらの内容は、「追従性眼球運動(一本の長い線や、本に書かれた文字をゆっくりと追いかける眼球運動のことです。)」この追従性眼球運動が上手くできるようになると文字を読み飛ばしてしまう、文字がきれいに書けない状態を改善できるようになってきます。